いよいよ勉強方法について書くのもこれが最後となります。
本日は面接試験の対策について。
使った参考書&問題集
・【面接対策】
現職人事が書いた「面接試験・官庁訪問」の本・【面接対策】
大卒程度公務員面接対策ハンドブック面接時間は殆どの場合15~30分程度で、聞かれる内容も対策本に載っているような質問ばかりです。それじゃあ対策本丸暗記でいいんじゃないかと思うのですが、そうもいきません。
1番重要なのは自己分析です。
というのも、面接官が質問を掘り下げてくるからです。
例えば失敗談についての質問だと、そこから「なぜ失敗したのだと思いますか?」「その失敗した経験はその後に活きましたか?」などと答えに対する質問→答える→また質問を繰り返す形になります。
受験生がその事にどの様に向き合って対応したのかを見ると同時に、それを的確に外部へ伝える能力を知るためです。
上記はコンピテンシー評価型面接と呼ばれるものです。この様な面接に対応する為には自己分析をきちんとする必要があります。
答えに対しWhy?で返される為、自分がどの様な人間であるかを知らずしては乗り超えることはできません。
自己分析で重要なのは
肯定的な姿勢とその事を示す
エピソードです。
失敗談についての質問に対しては、「失敗したけどこんな経験を得た」や「最初は失敗したけどそれを糧に対策を練り2度目で成功した」などとアピールすることで、面接官に良い印象を与えることができるでしょう。
それから何といっても面接試験は、短い時間の中で自分という商品を売り込む営業活動だと思います。
例えば自分の短所について質問された場合、○○というところが短所だと思うが△△という視点から見ると長所にもなる、と展開すれば短所すら良い印象を持って貰えます。
しっかりとした自己分析を行い自分を知ること、それが面接対策の第一歩です。
短い時間で面接官に自分の全てを伝えることは難しいことですが、その姿勢を見せることは可能です。
また、本番では緊張して早口になったり思うように言葉が出てこなくなりがちです。
友人や家族に面接官役をして貰って練習をしたり、本命の試験前に予行演習のつもりで他試験の面接を受けることも効果的だと思います。全国各地にある
ジョブカフェでも模擬面接をして貰える場合もあるそうなので、利用できるもんは何でも利用してやるくらいの気持ちで面接試験への準備をしっかり整えてください。